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【実験】染められたスリーピングビューティーターコイズを脱色せよ!?地球屋フォアテイルズ

 

もったいない。そう。スリーピング ビューティー ターコイズを染めるなんて。

ターコイズ好きなら、この意味は理解できるだろう。。。

 

チャイニーズってのどうして、こんな感じにしちゃうのか・・・。

 

で。4日間こいつらを脱色してみていくつか思ったことがある。

 

0622-004.jpg

脱色されると、外側に瘡蓋のように色の濃い部分ができて剥がれ落ちる。

アルコールは「ターコイズブルーになる」

色が抜けると、白っぽい青。ウォーターブルーなターコイズ(いわゆるチョーク)と呼ばれる多孔質な非常に脆いものが混じっていることが見えてきた。つまり、柔らかいチョークと呼ぶターコイズとそうでないモノが混じっているらしい・・・のだ。

 

4日間脱色して、ひび割れを生じたものがある。それらは、このチョークと呼ぶ脆いターコイズだろうと思う。

少なからずも、この脱色実験は、影響がある=効果があるという事だろうと思う。ターコイズがアルコールに反応することはないので、これによりもともとのターコイズの色(銅)が科学的に溶け出すということはない。

 

 

0622-002.jpg

これ。4日間色の濃いままのものが数点。色の差がでて目立ってきた。

これって・・・?多孔質ではないもの。。。

クォーツがすでに浸潤しているので色素が入らなかったもの・・・では?(推測)

 

乾燥させてみる。クォーツも白い。ほとんど染まっていないが、ターコイズの色はナチュラルで鮮やかなターコイズブルー。

珪化ターコイズではないか???と推察した。ターコイズは多孔石なので染めやすい。だが、珪化ターコイズはクォーツが浸潤してモース硬度も6〜6.5ある。もし、この染色分子が入り込むサイズの隙間がなければ、染まらないのだ。そもそも、クォーツがすでに浸潤しているなら、染色剤もクォーツを染めるほどのサイズの分子量(小さい)でなければ色が入らないので染まらない。

 

0622-001.jpg

4日間、毎日アルコールを入れ替えて新しくすることで脱色の効果を比較できる↑

現在、5回目の入れ替え96時間以上は漬け込んでいる。この袋の色が染色剤の溶けだした色だ。

 

瓶の中身に色の個体差がでてきた。

 

先ほどの「色の変わらなかった」スリーピングビューティーターコイズが、もし珪化でターコイズあるなら、、、。

そういう見方で探せばよいのなら、、、それは大きな意味を持つ。

 

USAでは、スリーピングビューティーターコイズはほとんど市場にない。Tin(チン)とよぶ薄くて使い物にならないモノくらいだ。チャイニーズの染めたスリーピングビューティーターコイズでも・・・。実は、珪化ターコイズの原石を探せばよい・・・ということになる。数は多くはないが比率的には、1/10程含まれていそうだ。

 

染色されたモノの中に、染まらないターコイズがあったとなると、、、そう、これは大発見だ!

 

地球屋フォアテイルズ

 

分析は、化学だ。観察と洞察は大事だ。誰も知らないから、やってみる。

調べて考える。。。

 

ただ、染められたものの中から目で探すというのはかなりの熟練度が必要で、私も多くの原石を見てきたが判別できるかどうか、、、。

 

 

 

 

 

 

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