フォアテイルズの屋根裏工房へようこそ。
アメリカ旅行記や制作記録などを綴っております。
ロイストン鉱山にてターコイズを採掘してきました。

フォアテイルズ カート店 
https://cart.st/store/fourtails_shop
スカイストーン(空石)店
http://skystonejp.com/
フォアテイルズ Creema店
https://www.creema.jp/c/fourtailsfox
| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK |
| CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
2時間で作る!シルバーの羽根(イーグル フェザー)ペンダント トップの作り方、銀細工師、スカイストーン(空石)店、フォアテイルズ

JUGEMテーマ:ハンドメイドアクセサリー

 

さて。シルバーの羽根ペンダントです。

 

0612-001.jpg

最初に、いくつも練習するまたは、いくつも作るなら、型紙や型革などを作ります。

私は「型革」を使います。(長年使うので)

 

これ、7年前くらいに作った型です。

 

0612-003.jpg

銀板(1.2mm厚)を切り、なまします。

羽根軸を描き、トップに×アンダーに刻印向きを書いておきます。(上下で羽根の形が違うので)

 

さて。羽根を作るとよくある話で、「葉っぱ」になる人がいます。

彫金の本や、革細工の本に掲載されていても、「あ〜・・・。これ葉っぱだな。」って、残念な方も多いようですw

 

0612-019.jpg

葉脈はこんな感じ。真ん中に軸付けちゃうとか、(軸の左右で広さが違うのに)

周りにギザギザ入れちゃうとか。。。そりゃ、葉っぱだよ?ってなるわけですw

イメージは曖昧です。曖昧でちゃんとした形を作ろうとしても仕上がるのは、曖昧なモノです。。。

 

0612-004.jpg

刻印を打ちます。大き目の羽根には、大き目な幅広の刻印が必要です。

刻印: ウスバ カゲロウIIの出番です。

コツ: 手前から奥に向かって均一な間隔で打ち込みます。打ち込む幅0.1mmを見ながら調整できます。

逆に、奥から打つと・・・。隙間の感覚がめちゃくちゃになる恐れがあります。(やればわかるw)

写真の黒い点(マジック)は、刻印の向き調整用のマーキング。羽根の流れる向きを指定しています。

 

裏側に、ホールマーク(自分の屋号など)を打ちます。

なんなら、裏側も打ち込んで羽根模様にしてもかまいません。

そんな時は羽根軸に刻印する場合もあります。(臨機応変に)

 

0612-005.jpg

蝶の翅は、平ですが、鳥のは少し湾曲させた方がそれっぽいと思います。

金台と矢ボウズ(木製)を打ち曲げます。

専用木枠(凹)をつくり、それで同様に曲げても綺麗にできます。(お好みで)

量産するなら、木枠もありですね。

 

0612-006.jpg

これが「イーグル フェザーの羽根パーツ(表)」です。

 

0612-007.jpg

裏側:屋号とシルバー950の刻印を打ちました。

 

0612-008.jpg

羽根に軸を作ります。羽根の長さx2+(3〜4cm)です。

 

0612-009.jpg

なまして、磨いて(酸化膜の除去)曲げます。カラゲ線で末端を固定します。

右側の丸くした部分はチェーンが通る部位です。狭すぎると使えません・・・。

 

0612-010.jpg

第三の手で、端から5mmのところを持ってもらいます。(両端)

ロウ付け。この持っている外側5mmの部分にロウを置きます。

あと、中央にも2つか3つ。(3分ロウ)

 

0612-011.jpg

表がロウ付けできたら、裏を磨いて酸化膜を落とします。(酸処理してもよい、自由に。)

酸化膜が残っていると、ロウが流れないのでポイント。ちゃんとする!ですw

 

真ん中を第三の手で持ってもらいます。(隙間のできないように)

何か所かロウ付けします。(両端左右、中央左右)5分ロウでOKです。

 

銀ロウは、熱い方へ流れます。羽根軸側を加熱していくと、銀ロウは羽根軸に吸い込まれるように溶けます。

それじゃない方!ですw

だから、羽根本体を下側から炎をあてて、大きいパーツから熱くします。

銀を「引っ張る」というのですが、銀ロウを自由に操れれば、いっちょ前です。

すると、銀ロウが溶け羽根に流れ、そのタイミングで上から炎をあてれば、羽根軸にもきれいに溶けるように流れます。

小さなパーツは熱くなるのも早いです。全体が同じ温度になるように炎の距離と当て方を考えてロウ付けしてください。

 

0612-013.jpg

最後に細い銀線を羽根軸に巻きつけて、早ロウでロウ付けします。

ロウ付けはこの処理で終わり。だから、早ロウ(小さな)で大丈夫です。

 

本体から加熱して・・・ですw

 

どうしても慣れないうちは、ロウ付けしたい部分に気を取られがちですが、全体の温度を上げる!ということを考えます。

 

0612-014.jpg

酸処理、重曹で中和、流水洗浄(眼鏡用の超音波洗浄器もつかったりします)し、チェーンを通す部分の形を整えます。

上のような専用工具が無くても、千枚通しでもOKです。形は整っていたほうが見た目が良い。

大きさは、チェーンのサイズに合わせます。(適当に)

 

0612-015.jpg

本物の羽根、観察も大事です。イメージも大事ですが、「葉っぱ」を作っちゃダメですよ?

 

羽根、切り込んで曲げて本体にロウ付けしても良いのですが、、、それはそれで、それっぽいのお好きなら。

私なら、きれいな(割れてない)羽根しか拾わない(笑)ので、切り込みません!(自由ですw)

 

0612-016.jpg

少しだけ、逆向きに末端を反らせると、よりそれっぽくなります。

角はすべて丸くします。(面取り)怪我をしない!というのは、アクセサリーの鉄則。

指で万遍なく触り、切れそうな部位、刺さりそうな部位はすべて処理!です。

 

ステンレス鋼などの硬い金属のリングやネックレスは危険なので身に着けないように。。。

チェーンが切れずに、首が切れますよ?(^^;マジで。

 

そんな指輪が抜けなくなって、指輪カッターでも切れなくで消防署から「なんとかなりませんか?」とお電話がきたことがありました。研磨機で削り落して抜いてさしあげましたが、お礼の一言もありませんでしたね。

消防署からも、その本人からも、、、指を切り落としてつなげた方がよかったのか???

 

0612-017.jpg

完成です。ここまでの、作業時間は2時間です。

そして撮影、イラスト、画像編集時間で2時間です。

(@@)・・・。む〜・・・。

 

0612-018.jpg

イーグル フェザー ペンダント(シルバー950)完成です。

 

硫黄(60℃以上)で燻してから、耐水ペーパーで処理すると陰ができ、より立体的に見えます。(お好みで)

 

ターコイズを付ける場合は、羽根軸の上から数センチに切り込みをいれてその部分の軸をちゃんと削り落してそこに覆輪、ヨリ線をつけたベースパーツをきれいにハメてロウ付けです。この時は、この作業で早ロウなので、、、

羽根裏と付け根は5分ロウで仕上げておきます。

 

石留めのベースパーツは、覆輪で輪っか、3分ロウ、ヨリ線でその外周サイズに合わせて輪っか、3分ロウ、それらをベースにロウ付けする時が5分ロウです。合わせる前に「酸化膜を処理しておく」ことが大事です。

私は、ハンドピースの金属ブラシでこするか、スパイラルホイール(5枚組で重ねて使う(#80-120))でギュ〜ん!と10秒仕上げです。楽ちんだから。。。

 

羽根軸の上にロウ付けすると横から見た時に石が浮いている「かっこ悪い」羽根、または作り慣れない人が作った作品になります。(やれば分かるけど)

 

 

材料: 銀板:1.2mm、銀丸線1.2mm、銀丸線0.5mm、チェーン(好きなサイズで)

そして、本物のターコイズ カボションは、スカイストーン(空石)店で!(ソレだなw)

 

銀細工がやりたくなったら、彫金教室で基礎を習うと習得はとても早いです。

でも、独学でも私ぐらいまでの技術でいいならこのブログをちょいちょい(笑)参考にやってみてください。

 

フォアテイルズフォックス

 

cloudyday0611.jpg

 

 

水は空をきれいに洗う。雨もまた良きかな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ひとやすみ - -
<< NEW | TOP | OLD>>