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銀の羽根を青く!完結編「銅(ドウ)にかなったゾ!」、スカイストーン(空石)店、フォアテイルズ

JUGEMテーマ:ハンドメイドアクセサリー

 

2015年の9月あたりの記事にある

「銅(ドウ)なってるの!?」・・・の巻

 

結局のところ、思うようにいい感じの「緑青」を簡単に発生させることが出来なくて気がつけば3年も過ぎてしまいました。

 

週末、ふとその事を思い立ち「緑青」というものについてもう一度調べ直しておりました。

すると、銅が錆びて出来る緑青は鉄の錆びと違い内部を侵食しない。と。

つまり、銅の錆び「緑青」は、表面に被膜を作っている状態だ・・・ということでした。

そして、「緑青」は無毒です。(昔は、緑青=有毒という間違った情報が流布されていました。)

 

難溶性プロカンタイトの被膜を作る。銅屋根が劣化を防ぎ、内部保護に使われるのはそういうことらしい。

考えてみれば、日本で青銅器が使われたのは、弥生時代(およそ1700年〜2300年前)で 銅鐸や銅剣が朽ち果てないで出土しているのはそんなことも関係するのかも知れません。。。1000年も経ってたら、朽ち果てなきゃ変だもんな。。。

 

じゃあ、どうやって銅に緑青を人工的に発生させたらいいのか?(ソレな)

前回は、化学式を並べて頭をひねってみましたが、思い通りの簡単な条件が見つかりませんでした。

 

なぜなら。。。「緑青(ろくしょう)」って、いろんな種類があったから。。。やればやるほど混乱するはずだwww

いろんな方法で出来たり、出来なかったり・・・。

あれこれといろんな文献を見て、いろいろな試薬を混ぜて混乱しましたw

 

まさしく、「銅(ドウ)なってるの!?」でした。。。

 

緑青はその生成時の条件で、以下のモノになります。

それも、どれもいわゆる「緑青」なのです。だから、わかりにくい!(色調整できるというのは、美味しいかも)

 

塩基性硫酸銅

塩基性炭酸銅

塩基性塩化銅

塩基性硝酸銅

塩基性酢酸銅

 

そして、酸化第一銅、硫化第一銅、塩化第二銅・・・。(赤錆)

 

十円玉が赤茶色になっているのは、酸化第一銅が表面にできているからで。。。(空気中の酸素の影響)

交通量が多いところでは、排気ガスなんかの影響で塩基性硫酸銅になったり、海辺に近い(潮風が吹く)場所では、塩基性塩化銅になったり、、、と、色合いが微妙に違った「緑青」になるようです。

 

あ〜。も〜わからん!

・・・となってから3年(笑)

 

驚くほど簡単に「緑青」を人工発生させる方法がありました。

 

どこの家庭にもある普通の・・・を薄めて銅に塗る!

それが答えでした。

 

なんで?(知らんけどw)反応式が思い浮かばないのだがw

あ、タバスコで磨くと金属がきれいになるとか、レモンで磨くとキレイになるなんて事もありますよね。

そんな感じなのかも知れない。3年も考えた答えが、まさか冷蔵庫の中にあったなんてね。(我が家では)

 

 

0611-001.jpg

銅を使い実験してみました。(進行形)

 

いま、右端(写真)の状況です。24時間も経たたないうちに「緑青」が発生、被膜を作りました。

12時間のところで緑色の濃い緑青だったので、色が濃くて鮮やかな「緑青(塩基性炭酸銅)」に誘導してみました。

 

CO2を多く含む液(炭酸水)で「緑青」の発生した部分を覆ってみたのです。

すると、濃緑色の緑青が、青い緑青(水色)に変化しました。(写真右)

これは、比較試験していないので、おそらくそうだろうと・・・。次回の実験で。。。

 

錆が出来る条件に、人為的に二酸化炭素を加えてみた・・・というわけです。(安易な)

 

では、、、その「青い銀の羽根」ってのは、本当にできるものなのか???

 

ですね?

 

黒燻し(硫化)

茶色(塩化)

ブロンズ ブルー(緑青)・・・とい感じになるのかなぁ?

 

時間ができたら、「青い羽根」やってみたいと思います。

 

 

フォアテイルズフォックス

 

なぜ、塩基性炭酸銅に誘導してみたのか?

、、、といえば、人工緑青として色が濃く鮮やかな「塩基性炭酸銅」が多く用いられているらしいのです。(銅屋根や門扉に)

 

あと、市販の腐食液(塩化第二鉄)につける簡単な方法もあるようなので、そちらもやってみようと思います。

 

なんで、こんなことやっているのか?と言えば。。。

いぶし銀か、そうでないか、それ以外もあったら色々出来そうな気がしません?

 

銀細工に「着色」ってのは、ちょっと違う気がするので、何年経っても色の落ちない技法で。というのがそもそものコンセプト。

シルバーも生かして、化学反応も生かして、、、が、いいかなぁ?

 

金属染色技法の1つ。「緑青」でも、いろんな技法があり、いろんなやり方の人がいて条件も試薬配合もまちまちで・・・。

入れたほうがいいけど、いれなくても大丈夫!みたいな、根拠も何にもない不正確なもので。。。まさに曖昧。

それは、いろんな「緑青」の発生に由来していて、あれこれ調べると逆に混乱するという笑えないものでしたw

 

 

 

 

雨!恵みの雨。降り過ぎちゃうのは困るけど・・・ね。

 

 

 

 

 

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